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JWE2023年6月1日

CEO交代後の家族企業における経営革新の実態:日本の中小企業の事例

Management innovations in family firms after CEO successions: Evidence from Japanese SMEs

Hirofumi Uchida, Kazuo Yamada, Alberto Zazzaro

日本語要約

本研究は、CEO交代後の家族企業と非家族企業における経営革新の違いを明らかにすることを目的としている。特に、経営者が家族である場合と非家族の専門CEOである場合の革新性の違いが重要であり、これが企業の競争力に与える影響を探求する。使用するデータは、日本の中小企業(SMEs)から得られたものであり、具体的には家族企業と非家族企業のCEO交代後の経営革新に関する情報を収集している。著者らは、リソースベースの視点とエージェンシー理論に基づき、推定戦略として回帰分析を用いている。主な結果として、非家族の専門CEOが管理する家族企業は、家族のCEOが管理する場合や非家族企業に比べて革新性が低いことが示された。具体的には、専門CEOの保守的な経営スタイルは、家族資源へのアクセスの制限によって説明される。これらの知見は、家族企業における所有権と経営の整合性が、経営者の家族資源へのアクセスに依存していることを示唆しており、経営革新を促進するためには、適切な経営者の選定が重要であることを示している。

ポイント

  1. 1本研究は、日本の中小企業におけるCEO交代後の経営革新に焦点を当て、家族企業と非家族企業の違いを分析している。
  2. 2データは日本の中小企業から収集され、回帰分析を用いて家族CEOと非家族CEOの革新性の違いを検討している。
  3. 3結果として、非家族の専門CEOが管理する家族企業は、家族CEOや非家族企業に比べて革新性が低いことが明らかになった。

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原論文情報

ジャーナル
Japan and the World Economy
DOI
10.1016/j.japwor.2023.101189
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。