エコノメディア

日本語で読む経済学研究

← 一覧へ
JJIE2025年9月1日

貿易のタスク内容に関する産業横断的分析

A cross-industrial analysis on the task content of trade

Sawako Maruyama

日本語要約

本研究は、日本の製造業における貿易のタスク内容を、従業員数の観点から推定し、産業ごとの違いとその決定要因を明らかにすることを目的としています。この研究は、日本の入力出力表を用いて、労働集約的なセクターが相対的に大きなルーチン手作業の輸入を行っていることを示しています。また、機械セクターのみが貿易内容において貿易黒字を持つ一方で、労働集約的セクターではルーチン手作業の貿易赤字が大きいことが確認されました。推定には、五つのタスクカテゴリに基づく複合タスク指数が計算され、産業特性や職業構造がセクターごとの貿易タスク内容の違いを説明することが明らかになりました。これにより、貿易政策や産業構造の理解に寄与する知見が得られました。

ポイント

  1. 1本研究は、日本の製造業における貿易のタスク内容を、従業員数を基に推定し、産業間の違いを分析しています。
  2. 2推定には日本の入力出力表を用い、五つのタスクカテゴリに基づく複合タスク指数を計算しています。
  3. 3結果として、機械セクターは貿易黒字を持つ一方、労働集約的セクターはルーチン手作業の貿易赤字が大きいことが示されました。

タグ

原論文情報

ジャーナル
Journal of the Japanese and International Economies
DOI
10.1016/j.jjie.2025.101379
原論文
出版社サイトで読む →

本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。