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JJIE2026年6月1日

日本における老後の経済的準備状況の評価

Am I adequately prepared for old age? Financial preparedness for retirement in Japan

Takashi Oshio, Satoshi Shimizutani

日本語要約

本研究は、日本における老後の経済的準備状況を評価し、公的年金だけでなく他の収入源も考慮に入れています。老後の収入が、退職前の消費水準を維持するのに十分であるかどうかを検討することが目的です。データは厚生労働省が実施した「生活条件に関する総合調査」から取得され、対象は60歳から64歳の個人です。推定戦略としては、収入の多様性を反映するモデルを用い、教育水準や婚姻状況の違いが経済的準備に与える影響を分析しました。結果として、60歳から64歳の個人のうち約80%が十分な収入源を持っている一方で、残りの20%は退職年齢に達しても働き続ける必要があることが明らかになりました。この結果は、公共年金やその他の政策のターゲットに関連する金融的準備の多様性を示唆しています。

ポイント

  1. 1本研究は、日本における老後の経済的準備を評価し、退職後の収入が消費水準を維持できるかを検討しています。
  2. 2データは厚生労働省の「生活条件に関する総合調査」を用い、60歳から64歳の個人を対象にしています。
  3. 3調査の結果、60歳から64歳の個人の約80%が十分な収入を持つ一方、20%は退職後も働く必要があることが示されました。

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原論文情報

ジャーナル
Journal of the Japanese and International Economies
DOI
10.1016/j.jjie.2026.101423
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。