JWE2024年9月1日
日本の対外直接投資における制度の質と開発水準の影響
Institutional quality, the level of development and Japanese outward foreign direct investment
日本語要約
本研究は、日本の対外直接投資(FDI)の決定要因を、制度の質や国の開発水準に焦点を当てて分析します。このテーマは、FDIが経済成長や国際経済関係に与える影響を理解する上で重要です。著者らは、1995年から2019年までの179カ国の統計データを用い、知識資本モデルに基づく仮説をPPMLモデルで検証しました。分析の結果、制度の質がFDIのコストに影響を与え、特に発展途上国や移行経済においてその効果が顕著であることが示されました。特に、資産特異性の高い産業においては、制度の質がFDIの誘致において重要な役割を果たすことが確認されました。これにより、政策担当者はFDIを促進するための制度改革の必要性を再認識することができ、既存の経済理論に対しても新たな視点を提供することとなります。
ポイント
- 1本研究は、日本の対外直接投資における制度の質の影響を検証し、特に発展途上国での重要性を強調しています。
- 2179カ国のデータを1995年から2019年まで分析し、PPMLモデルを用いて制度の質がFDIコストに与える影響を評価しました。
- 3制度の質がFDIの誘致において重要であり、特に資産特異性の高い産業でその効果が顕著であることが明らかになりました。
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原論文情報
- ジャーナル
- Japan and the World Economy
- DOI
- 10.1016/j.japwor.2024.101267
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。