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JWE2025年12月1日

患者の自己負担が入院医療に与える中期的影響の分析

Medium-run effects of patient cost-sharing on the demand-side and supply-side of inpatient care: A natural experiment in Japan

Akihiro Yoshimura, Reo Takaku

日本語要約

本研究は、患者の自己負担が入院医療の需給に与える中期的な影響を明らかにすることを目的としている。特に、2003年のコインシュアランス率引き上げが入院利用に及ぼす効果を分析することは、医療費抑制における政策の有効性を評価する上で重要である。著者らは、日本の公立病院データを用いて、12年間にわたるデータを分析し、差分の差分法とイベントスタディを適用した。分析の結果、2003年の改革後数年で入院患者数が減少したが、4年後からは患者1日あたりの入院コストが増加し始めた。これは主に医療資源の増加によるものであり、最終的には入院患者数の初期的な減少にもかかわらず、中期的には総入院コストへの影響はほとんど見られなかった。これらの結果は、既存の研究が中期および長期における患者の自己負担のコスト抑制効果を過大評価している可能性があることを示唆している。

ポイント

  1. 1本研究は、2003年のコインシュアランス率引き上げが入院医療利用に与える中期的影響を分析している。
  2. 2データは日本の公立病院から収集され、12年間の差分の差分法とイベントスタディを用いて推定された。
  3. 3入院患者数は改革後に減少したが、4年後からは入院コストが増加し、総コストへの影響は中期的に見てほとんどなかった。

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原論文情報

ジャーナル
Japan and the World Economy
DOI
10.1016/j.japwor.2025.101333
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。