JJIE2023年6月1日
COVID-19政府補助金の配分と生産性への影響に関する国際比較研究
Cross-country evidence on the allocation of COVID-19 government subsidies and consequences for productivity
日本語要約
本研究は、COVID-19パンデミックとそれに伴う政策支援が生産性に与える影響を探求しています。この問題は、企業の生産性向上が経済回復に重要であるため、特に重要です。著者らは、5つのEU諸国における企業のパフォーマンスと政府補助金に関する個別データを用いた広範なマイクロ分配分析を実施しました。分析対象は、2020年から2021年のデータで、企業の雇用状況や直接的な補助金の配分を考慮しています。結果として、パンデミックは短期的に総生産性を大幅に低下させたことが示され、企業への直接支援は生産性の向上に対して限られた正の効果しか持たなかったことが明らかになりました。また、企業の規模や支援を受ける確率に基づく詳細な比較分析から、国ごとに生産性に対する結果があいまいであり、企業の特性が重要な役割を果たすことが示唆されています。
ポイント
- 1著者らは、COVID-19による短期的な生産性の低下を確認し、5つのEU諸国のデータを用いて分析を行った。
- 2企業への直接的な政府支援は、生産性に対して限られた効果しか持たず、支援の配分が企業の特性に依存していることが明らかになった。
- 3比較分析により、雇用や補助金の分配が国ごとに異なる結果をもたらし、企業のサイズや支援確率が生産性に与える影響が重要であることが示された。
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原論文情報
- ジャーナル
- Journal of the Japanese and International Economies
- DOI
- 10.1016/j.jjie.2023.101246
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。