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JER2025年5月8日

村の集会への参加が公共財の配分改善に寄与するか?インドの事例

Does participation in village assembly lead to improved public good allocation? Evidence from India

D. Rajasekhar, Takashi Kurosaki, R. Manjula ほか

日本語要約

本研究は、インドにおける地方分権型ガバナンスにおいて、村の集会への市民参加が公共財の配分に与える影響を分析することを目的としています。このテーマは、1992年の憲法改正により設立された村の集会が市民のニーズを反映し、地域開発の成果を向上させるために重要であるため、特に意義があります。本研究では、カーナータカ州の50の村議会から収集した詳細なデータを用いて、約1000人の有権者の参加状況を記録し、公共財の配分に関する選挙区レベルのデータと村の集会の記録を分析しています。著者らは、参加者の属性や参加理由、そして市民参加と公共財配分の関連性についての三つの質問を設定し、調査を行いました。結果として、女性や少数派の有権者の村の集会に対する認知度が低く、また多くの有権者が問題提起や利益要求ではなく、情報収集のために受動的に参加していることが明らかになりました。特に、参加は政治的なつながりに影響され、エリートの取り込みが懸念されます。したがって、低い参加率がエリートの取り込みの原因であることから、市民の参加を促進するための認知向上や革新的なメカニズムの導入が求められます。

ポイント

  1. 1本研究は、村の集会への参加が公共財の配分に与える影響を分析しており、特に女性や少数派の参加意識が低いことを明らかにしました。
  2. 2データはカーナータカ州の50の村議会から収集され、約1000人の有権者の参加状況が記録され、参加の動機や公共財の配分との関連が検討されました。
  3. 3結果として、受動的な参加が多く、特に不利な立場の有権者に顕著であり、政治的つながりが参加に影響を与えることが示され、エリートの取り込みが問題視されました。

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原論文情報

ジャーナル
Japanese Economic Review
DOI
10.1007/s42973-025-00203-x
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。