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JER2025年6月20日

アフリカ都市におけるマイクロ企業の多次元的非公式性と異質性

Multi-dimensional informality and heterogeneity of microenterprises in urban Africa

Nobuaki Hamaguchi, Hiroyuki Hino, Charles Piot ほか

日本語要約

本研究は、アフリカの都市におけるマイクロ企業の非公式性とその異質性を探求することを目的としている。特に、企業の非公式性が業績に与える影響を理解するために、Composite Informality Index (CII) を開発した。この指標は、企業の非公式性の度合いをスカラーで測定するものであり、従来の二元的な公式・非公式分類や個別の非公式性の側面よりも優れた関連性を示すことが明らかとなった。データはアフリカの都市部に位置するマイクロ企業を対象とし、COVID-19の影響を受けた期間を含む。著者らは、企業の雇用規模がCIIと負の相関関係にあることを示し、政府への依存度が低い企業ほど非公式である傾向があることを発見した。さらに、ポジティブな起業家精神がより公式な実践に結びつくことも確認された。CIIと売上成長の関係は不明瞭であったが、技術の導入やビジネスパートナーシップが成長を促進する重要な要因であることが示された。COVID-19のショック期間中には、より非公式な企業が強い売上パフォーマンスを示したが、その利点は回復期には持続せず、非公式性とショック後の売上成長との関連は統計的に有意ではなかった。これにより、高い非公式性が必ずしも企業のレジリエンスを高めるわけではないことが示唆される。

ポイント

  1. 1Composite Informality Index (CII) を開発し、非公式性と業績の関連性を明らかにした。
  2. 2企業の雇用規模がCIIと負の相関を示し、政府への依存度が低い企業ほど非公式であることが判明した。
  3. 3COVID-19ショック期間中は非公式な企業が売上を伸ばしたが、回復期にはその利点が消失したことが示された。

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原論文情報

ジャーナル
Japanese Economic Review
DOI
10.1007/s42973-025-00212-w
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。