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JJIE2024年3月1日

COVID-19による学生の学習とスクリーンタイムの不平等:日本の事例

Inequalities in student learning and screen time due to COVID-19: Evidence from Japan

Masaya Nishihata, Yohei Kobayashi

日本語要約

本研究は、COVID-19に関連する学校閉鎖が学生の学習時間とスクリーンタイムに与える影響を検討しています。この問題は、特に教育格差が拡大する可能性があるため重要です。データは、日本における2020年1月から5月の期間に収集され、低所得家庭、学業成績が低い学生、及びシングルペアレント家庭に住む小学生に焦点を当てています。推定戦略としては、学校閉鎖の長さが学習時間の減少とスクリーンタイムの増加に与える影響を分析しています。結果として、学校閉鎖が長引くほど、学習時間は減少し、スクリーンタイムは増加することが明らかになりました。特に、低所得家庭や学業成績が低い学生、シングルペアレント家庭の小学生において、この悪影響が顕著であることが示されました。また、シングルペアレント家庭の小学生に関しては、2021年1月までその悪影響が持続する可能性があることも指摘されています。中学生においては、ライブオンライン授業が学習時間の減少に対する緩和効果を持つ一方で、学業成績が低い学生にはその効果が見られないことが分かりました。これらの結果は、教育政策の見直しや支援の必要性を示唆しています。

ポイント

  1. 1著者らは、COVID-19に関連する学校閉鎖が学習時間を減少させ、スクリーンタイムを増加させることを発見しました。
  2. 2特に低所得家庭や学業成績が低い学生、シングルペアレント家庭の小学生において、その影響が顕著であることが示されています。
  3. 3中学生においては、ライブオンライン授業が学習時間の減少を緩和する一方で、低成績の学生には効果がないことが明らかになりました。

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原論文情報

ジャーナル
Journal of the Japanese and International Economies
DOI
10.1016/j.jjie.2023.101304
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。