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JJIE2025年3月1日

日本の国際貿易における企業のパフォーマンスと集中度の分析

Margins, concentration, and the performance of firms in international trade: Evidence from Japanese customs data

Keiko Ito, Masahiro Endoh, Naoto Jinji ほか

日本語要約

本研究は、日本の関税データを用いて2014年から2020年にかけての国際貿易を企業レベルで包括的に調査した初めての試みである。研究のリサーチクエスチョンは、貿易の集中度が企業のパフォーマンスに与える影響を明らかにすることであり、これは日本経済の国際競争力を理解する上で重要である。データは日本の関税データに基づき、貿易の集中的および拡張的マージンを分解し、貿易企業の集中度を評価した。推定戦略としては、関税データと他の企業レベルのデータセットをマッチングし、輸出企業のパフォーマンスプレミアを推定した。主な結果として、2017年には上位10%の輸出企業が全体の96.6%の輸出を占め、上位10%の輸入企業が94.6%の輸入を担っていることが示された。また、輸出製造業者は、売上、付加価値、従業員数、資本労働比率、生産性、賃金の全ての面で非輸出製造業者を上回ることが確認された。特に、付加価値や労働生産性に関する輸出企業のプレミアは2014年から2016年にかけて減少し、その後2019年まで増加したことが注目される。この研究は、日本の国際貿易における企業のパフォーマンスと集中度の関係を明らかにし、政策立案や経済戦略における重要な知見を提供するものである。

ポイント

  1. 1本研究は、2014年から2020年の日本の国際貿易を企業レベルで分析した初の試みである。
  2. 22017年には上位10%の輸出企業が全体の96.6%の輸出を占め、輸入企業も同様に高い集中度を示した。
  3. 3輸出製造業者は全てのパフォーマンス指標で非輸出製造業者を上回り、特に賃金は安定して増加した。

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原論文情報

ジャーナル
Journal of the Japanese and International Economies
DOI
10.1016/j.jjie.2024.101340
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。