JJIE2025年6月1日
国境を越えた技術ライセンスと政府介入の研究
Cross-border technology licensing with R&D Opportunity and Government Intervention
日本語要約
本研究は、技術保有者がライセンス契約を通じて競争相手の自社研究開発(R&D)を抑制する戦略的インセンティブを持つ可能性を探求します。この問題は、外国企業から国内企業への技術ライセンスに関するシンプルなモデルを用いて分析され、国内企業が市場に参入するための代替手段としてのR&Dの役割に焦点を当てています。著者らは、異なる商品と二部料金制を考慮し、最適なライセンス料を導出します。ライセンス契約は、固定料金のみによるもの、ロイヤリティのみによるもの、固定料金とロイヤリティの組み合わせの3種類が考えられます。さらに、国内政府の介入、具体的にはロイヤリティに対する源泉徴収税とR&D助成金についても検討されます。源泉徴収税は、国内企業や消費者に負担をかけることなく、国内福祉を改善する可能性があります。また、R&D助成金を約束することで、政府はライセンス料をコストなしで引き下げることができると示唆されています。
ポイント
- 1本研究では、固定料金、ロイヤリティ、両者の組み合わせによる3種類のライセンス契約が考えられ、それぞれの条件下での最適な料金設定を導出しています。
- 2国内政府の介入として、ロイヤリティに対する源泉徴収税が国内福祉を改善する可能性があり、企業や消費者に負担をかけないことが示されています。
- 3R&D助成金を通じて、政府はライセンス料をコストなしで引き下げることができるため、政策的な選択肢として重要な意義を持ちます。
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原論文情報
- ジャーナル
- Journal of the Japanese and International Economies
- DOI
- 10.1016/j.jjie.2025.101364
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。