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JJIE2025年12月1日

日本におけるサービス価格のフィリップス曲線の傾き:地域パネルデータアプローチ

The slope of the Phillips curve for service prices in Japan: Regional panel data approach

Yui Kishaba, Tatsushi Okuda

日本語要約

本研究は、日本におけるサービス価格のフィリップス曲線の傾きを推定することを目的としている。この研究は、インフレ期待がインフレに与える影響を考慮するために、インフレ期待の代理変数を用いるのではなく、時間固定効果を導入する点で重要である。データは、日本の都道府県レベルのパネルデータを用い、対象期間は2000年代以降である。著者らは、フィリップス曲線の傾きが全体として半減し、さらなる減少が見られることを示している。具体的には、2000年代以降、特に日本銀行がゼロ金利制約に直面し、非伝統的な金融政策を実施した時期において、フィリップス曲線の傾きが顕著に低下したことが確認された。この結果は、金融政策の効果に関する理解を深めるとともに、インフレ期待の管理が今後の政策において重要であることを示唆している。

ポイント

  1. 1著者らは、都道府県レベルのパネルデータを用いて、フィリップス曲線の傾きを推定し、インフレ期待の影響を時間固定効果で制御した。
  2. 2研究の結果、フィリップス曲線の傾きは2000年代以降に全体として半減し、さらなる減少が見られたことが示された。
  3. 3この結果は、日本銀行の非伝統的な金融政策がインフレ期待に与える影響を考慮する上で重要な示唆を提供している。

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原論文情報

ジャーナル
Journal of the Japanese and International Economies
DOI
10.1016/j.jjie.2025.101388
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。