JJIE2026年3月1日
日本の民間求人プラットフォームにおけるマッチング効率と弾力性の非パラメトリック推定
Nonparametric estimation of matching efficiency and elasticity on a private on-the-job search platform: Evidence from Japan, 2014–2024
日本語要約
本研究は、日本の民間求人プラットフォームにおける高技能労働者のマッチング効率と弾力性を非パラメトリック手法を用いて推定することを目的としています。この研究は、求人市場におけるマッチングの動態を理解する上で重要であり、特に民間と公的な求人プラットフォームの違いを明らかにすることが期待されます。著者は、2014年から2024年までのBizReachの独自データを使用し、LangeとPapageorgiou(2020)の非パラメトリックアプローチに基づいてマッチング関数を推定しました。推定の結果、民間プラットフォームのマッチング効率は公的なHello Workと比較して、より高く、かつ変動が大きいことが示されました。具体的には、ユーザーに対するマッチングの弾力性は約0.75であり、求人に対しては1.0に達し、Hello Workよりもバランスの取れた弾力性を示しています。また、業界レベルでの異質性も明らかにされ、セクターごとのマッチングダイナミクスの違いが浮き彫りになりました。これらの結果は、日本におけるHello Workの改革と関連付けられ、政策的な示唆を提供しています。
ポイント
- 1著者はBizReachの2014年から2024年のデータを用いて、マッチング効率を非パラメトリック手法で推定した。
- 2民間プラットフォームのマッチング弾力性はユーザーに対して約0.75、求人に対しては1.0であり、Hello Workよりも高いことが示された。
- 3業界ごとのマッチングの異質性を明らかにし、民間プラットフォームの変動性と応答性の高さが確認された。
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原論文情報
- ジャーナル
- Journal of the Japanese and International Economies
- DOI
- 10.1016/j.jjie.2025.101394
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。