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JER2026年2月16日

日本における非伝統的金融政策のマクロ経済効果の分析

Macroeconomic effects of unconventional monetary policy in Japan: analysis using narrative sign restrictions

Shumpei Fujita, Hirokuni Iiboshi, Mototsugu Shintani

日本語要約

本研究は、日本における非伝統的金融政策(UMP)のマクロ経済効果を評価することを目的としており、特に黒田総裁の下で実施された量的・質的金融緩和に焦点を当てています。この研究は、金融市場において重要な驚きをもたらした三つの主要な政策エピソードを利用して、構造的ショックに対するナラティブサイン制約を課すことにより、UMPショックを特定しています。対象期間は黒田総裁の任期中であり、データは日本のマクロ経済指標から取得されています。結果として、拡張的なUMPショックは、出力とインフレ率の両方を増加させることが示されました。さらに、為替レート、株価、銀行貸出も、標準的なマクロ経済理論に一致した反応を示しました。ナラティブサイン制約を用いることで、従来のチョレスキー分解に見られるいくつかの謎めいた反応が解決され、標準的なサイン制約で典型的な広い信頼区間が引き締められる結果となりました。これにより、非伝統的金融政策の効果に関する理解が深まり、政策立案者にとって有益な示唆が得られると考えられます。

ポイント

  1. 1著者らは、黒田総裁の下での量的・質的金融緩和に焦点を当て、ナラティブサイン制約を用いてUMPショックを特定しました。
  2. 2研究結果は、拡張的なUMPショックが出力とインフレ率を増加させることを示し、為替レートや株価も標準的なマクロ経済理論に沿った反応を示しました。
  3. 3ナラティブサイン制約の適用により、従来の手法では解決できなかった反応の謎が解消され、信頼区間が引き締められる効果が確認されました。

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原論文情報

ジャーナル
Japanese Economic Review
DOI
10.1007/s42973-026-00244-w
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。