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JWE2024年3月1日

国際ビジネスサイクルの同期化に関する総合的評価

International business cycle synchronization: A synthetic assessment

Hyun-Hoon Lee, Cyn-Young Park, Ju Hyun Pyun

日本語要約

本研究は、国際ビジネスサイクルの同期化に関する主要な伝達チャネルである二国間貿易、外国直接投資(FDI)、およびポートフォリオ投資の流れを、国・時間の異質性を考慮しながら総合的に評価します。この研究は、2004年から2019年までの65カ国のデータを用いており、複数の固定効果を導入した推定戦略を採用しています。主な結果として、実体経済と金融の統合がビジネスサイクルの共動に異質な影響を与えることが示されました。特に、中間財貿易を通じた貿易統合がビジネスサイクルの同期化を促進し、その影響は世界金融危機以降に顕著になっています。これは、産業内貿易の深化やグローバルバリューチェーンの密度の向上によるものと考えられます。また、グリーンフィールドFDIは、時間的遅れを考慮することでビジネスサイクルの同期化を引き起こすことがわかりました。短期債務市場の統合が進むほど、ビジネスサイクルの共動がより同期することも示されており、バランスシート効果や関連する信用サイクルがビジネスサイクルの共動に影響を与えることを示唆しています。

ポイント

  1. 1本研究では、二国間貿易、FDI、ポートフォリオ投資の三つのチャネルを通じて国際ビジネスサイクルの同期化を分析しています。
  2. 265カ国の2004年から2019年のデータを用い、複数の固定効果を考慮した推定戦略を採用しています。
  3. 3貿易統合、特に中間財貿易がビジネスサイクルの同期化を促進し、短期債務市場の統合が共動を強めることが明らかになりました。

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原論文情報

ジャーナル
Japan and the World Economy
DOI
10.1016/j.japwor.2024.101239
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。