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JJIE2022年12月1日

日本企業のグローバルバリューチェーン参加が生産性に与える影響

Impacts of firm's GVC participation on productivity: A case of Japanese firms

Shujiro Urata, Youngmin Baek

日本語要約

本研究は、日本の製造業における企業のグローバルバリューチェーン(GVC)参加が生産性に与える影響を検討しています。このテーマは、グローバル化が進む中で企業の競争力を理解する上で重要です。分析には、日本の経済産業省が実施した「企業活動基本調査」の企業レベルデータを使用し、対象期間は1994年から2018年までの約10,000社をカバーしています。著者らは、GVC企業を輸出と輸入の両方を行う企業と定義し、傾向スコアマッチング(PSM)と差分の差分(DID)推定手法を組み合わせて、非GVC企業からGVC企業への移行が生産性に与える影響を評価しました。GVC参加の経験が生産性に与える影響を検証するために、GVC参加の初年度だけでなく、その後の5年間の影響も推定しました。分析の結果、GVC参加が生産性に与える影響は一般的に正であり、110の推定のうち約35%で統計的に有意であることが示されました。また、正の係数の大きさは時間とともに増加する傾向があり、企業がGVC参加を通じて新しい技術や経営ノウハウを吸収するには時間がかかることが示唆されます。

ポイント

  1. 1本研究では、GVC企業を輸出と輸入の両方を行う企業と定義し、1994年から2018年の約10,000社のデータを分析対象としています。
  2. 2推定手法として傾向スコアマッチング(PSM)と差分の差分(DID)を用い、GVC参加が生産性に与える影響を評価しました。
  3. 3結果として、GVC参加が生産性に与える影響は一般的に正であり、約35%のケースで統計的に有意であることが確認されました。

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原論文情報

ジャーナル
Journal of the Japanese and International Economies
DOI
10.1016/j.jjie.2022.101232
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。