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JER2024年11月15日

パンデミックで最も影響を受けた人々は誰か?日本における幸福度の分布回帰分析

Who suffered most in the pandemic? A distribution regression analysis of happiness in Japan

Anqi Li, Shiko Maruyama

日本語要約

本研究は、COVID-19パンデミックが日本における幸福度に与えた影響を、誰が最も苦しんだのかという観点から詳細に分析することを目的としています。この問題は、メンタルヘルスや主観的幸福感への影響に関する既存の研究が多い中で、特に重要です。データは、2019年と2021年に実施された日本のオンライン調査から得られ、著者らは個人の幸福度の変化を社会経済的特性によって比較し、複数の回帰分析および分布回帰(DR)フレームワークを活用しています。研究の結果、パンデミックの影響は大きな異質性を示し、特に女性の幸福度への影響は男性の約2倍であることが明らかになりました。また、DR分析により、パンデミックは中程度の幸福度を持つ個人に主に影響を及ぼしたことが示され、全体的な幸福度の範囲は大きく変動しなかったことが確認されました。特に、女性学生や高収入の自営業者・フリーランスの独身女性には影響が少なく、対照的に、フルタイムで高収入の既婚男性はより深刻な影響を受けたことが分かりました。教育や年齢は影響の大きさには有意な役割を果たさなかったとされています。これにより、社会経済的特性が幸福度の変化において重要な要因であることが示唆されます。

ポイント

  1. 1本研究は、COVID-19パンデミックが日本における幸福度に与えた影響を、社会経済的特性に基づいて分析しています。
  2. 2データは2019年と2021年のオンライン調査から得られ、分布回帰(DR)モデルを用いて幸福度の変化を評価しました。
  3. 3パンデミックは女性の幸福度に対して男性の約2倍の影響を及ぼし、特に中程度の幸福度を持つ個人に大きな影響が見られました。

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原論文情報

ジャーナル
Japanese Economic Review
DOI
10.1007/s42973-024-00172-7
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。