JER2024年11月28日
中国、日本、韓国における高齢者の幸福度の実証研究
An empirical study of the well-being of older individuals in China, Japan, and Korea
日本語要約
本研究は、中国、日本、韓国における54歳から75歳の高齢者の幸福度に影響を与える要因を明らかにすることを目的としています。この研究は、Rand HRSに類似した調査であるCHARLS(中国)、JSTAR(日本)、KLoSA(韓国)を用いており、対象期間は各国の調査波を含んでいます。著者らは、主観的幸福度(SWB)に関連する経済的、社会的、人口統計的特性を考慮した国別および性別のパネル回帰分析を実施しました。分析の結果、教育、健康、雇用状況、社会的相互作用が、過去の研究と同様に、幸福度において重要な要因であることが確認されました。また、特に韓国では、最近の調査波において高齢者のSWBが2006年の初回波と比較して低下していることが示されました。さらに、国ごとの住宅資産、相対所得、生活満足度の要因に関して重要な違いが存在することが明らかになり、各国特有の幸福度の決定要因に関するさらなる研究が必要であることが示唆されています。
ポイント
- 1著者らはCHARLS、JSTAR、KLoSAを用いて、54歳から75歳の高齢者の幸福度を分析しました。
- 2パネル回帰分析により、教育や健康、雇用状況が幸福度に与える影響が確認され、特に韓国ではSWBが低下していることが示されました。
- 3国ごとに住宅資産や相対所得の役割に違いがあり、さらなる国別研究の必要性が強調されました。
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原論文情報
- ジャーナル
- Japanese Economic Review
- DOI
- 10.1007/s42973-024-00182-5
- 原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。