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#国際比較

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JWE2026年6月1日

高等教育の質、所得、イノベーションに関する国際的な証拠

Higher education quality, income, and innovation: Cross-country evidence

Hanol Lee, Jong-Wha Lee

本研究は、高等教育の質が経済的成果に与える影響を探求することを目的としている。教育の質の違いが個人や社会に与える影響は長らく研究されてきたが、特に高等教育の質が経済的リターンを実現する上での重要性が増している。本研究では、98カ国を対象に、大学の教員と学生の比率や世界大学ランキングなどの機関レベルの指標と、海外で働く大学卒業生の所得との関係を利用して、新たな高等教育の質の国別指標を構築した。推定戦略としては、地理的に近いグローバルな学術ハブを利用した計量経済学的手法を採用し、国内総生産(GDP)や特許活動、研究開発(R&D)支出との関係を回帰分析で評価した。結果として、高等教育の質はGDP、特許活動、R&D支出のいずれにも有意な正の関係を示し、特に長期的な経済発展やイノベーション能力の形成において重要な役割を果たす可能性が示唆された。

JER2024年12月1日

修正: 幸福の逆説 - 日本、中国、アメリカにおける年齢と幸福の関係の比較

Correction: Well-being paradox: comparing the age-happiness relationship across Japan, China, and the US

Takashi Oshio, Satoshi Shimizutani

アブストラクトを取得できていないため、要約は編集中です。原論文の本文は、出版社サイトのリンクからご確認いただけます。

JER2024年11月28日

中国、日本、韓国における高齢者の幸福度の実証研究

An empirical study of the well-being of older individuals in China, Japan, and Korea

Selahattin İmrohoroğlu, Zhixiu Yu

本研究は、中国、日本、韓国における54歳から75歳の高齢者の幸福度に影響を与える要因を明らかにすることを目的としています。この研究は、Rand HRSに類似した調査であるCHARLS(中国)、JSTAR(日本)、KLoSA(韓国)を用いており、対象期間は各国の調査波を含んでいます。著者らは、主観的幸福度(SWB)に関連する経済的、社会的、人口統計的特性を考慮した国別および性別のパネル回帰分析を実施しました。分析の結果、教育、健康、雇用状況、社会的相互作用が、過去の研究と同様に、幸福度において重要な要因であることが確認されました。また、特に韓国では、最近の調査波において高齢者のSWBが2006年の初回波と比較して低下していることが示されました。さらに、国ごとの住宅資産、相対所得、生活満足度の要因に関して重要な違いが存在することが明らかになり、各国特有の幸福度の決定要因に関するさらなる研究が必要であることが示唆されています。

JER2024年11月6日

幸福度の逆説:日本、中国、アメリカにおける年齢と幸福の関係の比較

Well-being paradox: comparing the age-happiness relationship across Japan, China, and the US

Takashi Oshio, Satoshi Shimizutani

本研究は、年齢が上がるにつれて主観的幸福感が安定または改善するという「幸福度の逆説」に焦点を当て、そのメカニズムを日本、中国、アメリカのデータを用いて比較しています。このテーマは、健康や社会的損失が悪化する中で人々の幸福感がどのように変化するかを理解する上で重要です。著者らは、日本(2000–2018年)、中国(2003–2021年)、アメリカ(2000–2022年)の繰り返し横断調査データを使用し、期間効果やコホート効果を制御した上で、各国における年齢と幸福度の関係を分析しました。結果として、いずれの国でも年齢と幸福度の間にU字型の関係が観察されましたが、底の年齢は日本で58歳、中国で49歳、アメリカで42歳と異なり、また曲線の鋭さも国によって異なりました。特に、配偶者の喪失が全ての国で幸福度に与える影響が大きいことが示され、介入変数を制御した後、U字型曲線の傾きがより急になることが確認されました。これにより、幸福度の逆説が強固であることが示唆され、政策立案や社会福祉の分野において、年齢に伴う幸福感の変化を考慮する必要性が浮き彫りになっています。

JWE2023年6月1日

日本の四半期GDP予測誤差が大きい理由の国際比較

Why is the forecast error of quarterly GDP in Japan so large? – From an international comparison of quarterly GDP forecast situation

Yasuyuki komaki

本研究は、日本の四半期GDP予測誤差が他国に比べてなぜ大きいのかを、カナダ、英国、米国との国際比較を通じて検討しています。予測誤差が大きいことは、政策立案や経済の安定性に影響を与えるため、重要な問題です。データは、各国の四半期GDP予測に関するもので、特に日本の予測誤差が約2倍大きいことが示されています。推定戦略としては、各国の予測誤差を比較し、特に日本のGDP成長率の変動が予測誤差に与える影響を評価しています。主な結果として、日本の四半期GDPの予測誤差は、発表直前でも1%を超え、これは米国の94日前およびカナダの135日前と同等の水準です。著者らは、日本の予測が他国と同様に効率的であり、主要な経済指標の追加が予測誤差を改善しない可能性があることを指摘しています。政策的には、日本のGDPの変動性が予測の不確実性を高めていることを示唆しており、今後の研究ではこの変動の背後にある要因を探る必要があります。