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JWE2024年3月1日

1977年から2020年における日本の銀行貸出市場の競争力の変遷

How competitiveness evolved in the Japanese bank loan market between 1977 and 2020

Tomoya Maruyama

日本語要約

本研究は、日本の銀行貸出市場における競争の度合いを、1977年から2020年までの長期にわたって評価することを目的としています。このテーマは、日本経済の金融システムの変化を理解する上で重要です。データは日本の銀行貸出市場から収集され、特に2000年以前の金融規制緩和の影響を考慮しています。推定戦略としては、新しい実証産業組織手法を用い、需要関数に回転項を導入したモデルを採用しています。主な結果として、1980年頃に日本の貸出市場は最も競争が少なく、その後競争が強まったことが示されています。また、2000年以降は特に全国的な存在感を持つ大都市銀行間で競争が一般的に増加しました。市場集中度、競争度、コスト効率の相関分析からは、2000年頃を除いて効率的構造仮説と一致する結果が得られました。1990年代には市場力仮説と一致する結果が見られましたが、その後は一致しなくなっています。これらの結果は、日本の銀行貸出市場の競争の進展を理解するための理論的および政策的な示唆を提供します。

ポイント

  1. 1本研究は、日本の銀行貸出市場における競争の度合いを1977年から2020年まで評価し、特に2000年以前の金融規制緩和の影響を分析しています。
  2. 2推定には新しい実証産業組織手法を用い、需要関数に回転項を導入したモデルを採用し、競争の長期的な変化を明らかにしています。
  3. 3結果として、1980年頃に競争が最も低かったこと、2000年以降に特に大都市銀行間で競争が増加したことが示されています。

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原論文情報

ジャーナル
Japan and the World Economy
DOI
10.1016/j.japwor.2023.101232
原論文
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本ページはエコノメディア編集部による日本語紹介です。原論文の本文・要旨の全文翻訳ではありません。